○我々は、まず福祉の増進に寄与する者でなくてはならない。
福祉とは人々が幸福に日々を暮らしてゆくことである。時代と共に社会は変化し、それに伴い人の感じる幸福感も変貌してゆく。
しかし我々は幸福の核は常に家族であると認識し、それが円満安寧であるようにサポートし、時には積極的にコーディネイトすることが我々の第一の仕事である。
○我々は、子どもたちの親、家族の幸せを守り、育まねばならない。
子どもたちは如何なる人種、能力、環境、立場の違いに拘わらず、等しく愛され、護られなければならない。
我々はその責務を、その家族と分かち合い、その心身の健やかな成長と幸福を希求する。そのために我々は、子ども、家族、社会の求めるものを常に探り、その求めに応じた、適した援助を行わなければならない。
○我々は、我々自身その一人一人が幸福であるように努力し、協力しなければならない。
我々は安心、健康、協調は、寛容の精神を強め、奉仕、援助の能力を鍛える。子どもたちは我々に何よりも安らぎと、頼もしさを求めているのだから。
○我々は、生命の尊さと、大切さと、喜びをよく知っていなければならない。
そしてそれを伝える能力、技術を磨いていこう。
○ひとりひとりの人格を尊び、守り育てる
子どもの人権を第一に考え、子どもたちに最善の環境(人、物、場)を与えることができるように常に研鑽し、子どもたち一人ひとりに寄り添う保育を行う。また、子どもたちを取り巻く多くの人々についても充分尊重し、子どもたちの成長に生かせたい。
○安全で安心し、中庸な保育
保育所には様々な家庭環境の方が子どもを預けている。特色を前面に出し過ぎて一部の方のみに受け入れられるような保育内容ではなく、福祉的でスタンダードな保育を実現し、多くの方が利用しやすい保育園を目指し運営する。また、そのことが反映しバランスの取れた人格の育成をしていきたい。
子どもたちにとって安全で安心でき、安らぎを与える場であることを前提としてその中で、子どもたちの感性を充分に刺激し、磨けるような保育を展開する。
○協調、おもいやり、相互援助
子どもたちの安定した成長は安定した環境の中にある。子どもの育ち子育て環境を社会全体で支えるという視点より保育園の役割を充分理解し、保護者の方への育児支援、就労支援を行いながら、子どもを取り巻く人々と信頼しあえるようにする。
そのためには常に我々の人間性を高め、何が子どもたちにとって良いかを常に共に考え実現する仲間を得、子ども社会全体の向上へ寄与できるようにする。
心も身体も元気な子ども 〈にこにこ〉
目を輝かせて遊ぶ子ども 〈きらきら〉
仲間と育ちあう子ども 〈るんるん〉
社会福祉法人大慈会 中野島のはら保育園
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